――――チュンチュン

小鳥の鳴き声が聞こえた。
カーテンの隙間から朝日が入る。

ッ眩し―――。

準備を終え、通学路。


5人の男に囲まれる女。

ああ、かわいそ。
どんだけ欲求不満なんだよ。

ハァ、と溜息を吐きそいつらに近づく。


「離せよ」

冷え切った声で言い放つ。


「んだテメェ!!」

拳を握り、殴りかかってくる。