家に戻り、部屋へと戻る。
あたしは毎日、日記を書いている。
意外でしょ?
振り返ったりしたいから。

今日はもう書くことは決まってる。


純たちのコト―――。

やっぱり族ってあたたかい。
紅桜が一番イイ。


今度遊びにいこっかな。


あと毎日の日課。



「マオ……」

彼の写真を見ること。
ごめんね?

償えないけど。
……ありがとう。


あたしは眠りについた。