休み時間、三浦さんは女子からの止まらない質問に答え続けていた。 …ときどき、困った顔をしながら。 「隣とかうらやましーぞ…」 蓮が肩に腕を回してきた。 「なんだよ。離れて」 「可愛すぎる。やばいっ!」 …目がハートになるとは、このことだろうか。 てか彼女が可哀想だよ。