僕の彼氏は男の娘


まぁそのあたりはさておき、
いつも台風のように騒がしい貴亜だが、
なにも、常に叫んでいるというわけではない。

授業中にはもちろん声を落とすし、
莉玖が機嫌の悪いときには耳に来るような声を発することはない。

そんな彼女がしょっぱなから大声で登場するということはめったにないことで、
それすなわち、なにかおもしろいことがあったorおこったのだろう。


「どうかしたの。貴亜」

「あぁ、ごめんねりーちゃん。いつもの挨拶を忘れてたよ、いくら急いでいたからって私としたことが。
莉玖ちゃんは今日もかわいいね愛してる」

「うん。で、どうしたの。」

「スルーするなんてひどい!いやまぁ私は莉玖ちゃんがお好みならどMにだろうがなんだろうがなって見せるけど」

「そう。で、どうしたの。」

「またまたスルー…。莉玖ちゃんは素直クールだたっと思ったのにもしかしてクーデレに転換かい?それでもぜんぜん変わらないよ、私のりーちゃんにたいする萌えは。」

「わかった。で、どうしたの。」