パタン……
私は梓の部屋の扉を閉めベットまで連れて行った……

「梓??大丈夫??」
「ねぇ大丈夫??
なんかあったら言ってよ??」
「わかった??」

「うるせーょ」

ドサッ
「えっ??」
私は次の瞬間ベットに押し倒されていた……
「ちょ……なに??
何してんの??」
私は思わず目をつぶってしまった……
そのとき……
チクッ……
痛みが体中を襲った……目を開けたら……梓が私の肩に顔を疼くめていた……
(なに??
なにが起こっているの??)
ズズッ……ズズズッ

梓の顔が肩から離れた……
「あ…ず…さ??」
(その姿は梓ではなかった……
嫌、梓だが梓ではない……と言った方が良いのかもしれない……。)


血色に底光りする瞳(ひとみ)が見てる……
吸血鬼(ヴァンパイア)の瞳(め)を持つ梓が居た……