サラキの力 ~The terrb power~

時はすぎ、6時間目を終えるチャイムと同時に男女限らず、教室を出て行った。

私は1人のんびり校門に歩いていた。いつもは急いで帰るが、今日はのんびり帰りたい気分だった。いつもは見逃していた事がはっきり目に入ってきた。
前の方でカップルがいちゃついていた。こういうのを見ると、いつも恋愛の事を考えてしまう。私は、恋には興味がない。と、言うよりは出来ないと言った方が正しいか?
そんな事を考えていると、家の門の前に立っていた。


「おかえりー」
「きたきた」
「亜美ちゃ~ん」
「……」

「ただいま」

ちなみに言うと、この4人は『悪魔』である。
最初に返事を返してくれたのは、シカ。4人の中で言うリーダー的な存在である。外見は狼のような感じである。得意とするのは、戦闘での攻撃技。けして、『シカ』ではない。
2番目に返事を返してくれたのは、ジン。4人の中ではしっかりもので、誰よりも私を心配してくれるいいやつ。外見はワシのような感じである。得意とするのは、上空からの情報収集である。
3番目に返事を返してくれたのは、レア。4人の中では、1番気楽である。外見は虎のような感じである。得意とするのは、ケガを治す回復技。
4番目の無言のやつは、グル。4人の中では、かなりクールである。外見はトカゲが大きくなったような感じである。得意とするのは『術府』と言う死神は大抵の人が使え、悪魔払いでは1部の人が使える技である。それを使える唯一の悪魔である。

そんな事を説明していると、家の中にいたある人物に呼ばれた。