「あいつか…まあまあデカいな…」

あれから私達は悪魔が出ていると言っていた場所にきていた。場所は空き地。まわりには、家はなく、少しは暴れても大丈夫だろうと思っていた。

「来るぞ…」

龍がそう言った瞬間だった。悪魔がこちらにきがついた。悪魔は体が大きな割にはスピードが早かった。そして、相手から攻撃をしてきた。私達はそれをよけながら、ほぼ同時に言った。

『解!』

そう言って、制服から喪服と着物があわさったような服と魂錯刀に一瞬で着替えた。

【ザクッ!】

早速、龍が相手の腕をきづつけた。悪魔は悲鳴をあげながら私達をにらみ、また、攻撃をしてきた。

だか、これも外れ。そして、龍が悪魔の除去に成功。悪魔はたちまち消えていった。これは、私達にとって仕事が終了したという合図である。
悪魔が消えていくのを確認した私達は、制服に着替え、急いで、その場から立ち去り、学校に向かった。