時間は1時間目が始まってから10分ほどたっていた。

私達は廊下を走っていた。そして、高等部と中学部がつながる廊下で私達は合流した。

「亜美か…今日もあったんだな」

「そのようね…」

「『悪魔』何回出ればいいんかね…」

「ここで話さないの」

先に言っておく。私達は人間ではない。『死神』と『悪魔払い』である。
私、白木亜美。(高等部1年生。成績はいいらしい。運動神経は自信がある)が『死神』で、彼、薬市龍。(中学部2年生。成績は普通。運動神経はいい。私の幼なじみ。)が『悪魔払い』である。

何故か、最近昼間にもでる事が増えている。なので、こんな事をしている。

そんな事を言っていると靴を履いて、校庭を龍と走っていた。