サラキの力 ~The terrb power~

ここは私の家の中。

「孫紛さん…話したい事が…」

「ん?何?」

孫紛さん。冥界にいる護衛11隊の2隊長。親がいなかった私を拾ってくれたらしい。

「あの…削地君の事は…」

「ああ!悪魔の霊殺をもってる子…が?」

やはり、冥界にも知られていたらしい。
本題はここからだ。

「一緒にいた人の霊殺が誰のかは…」

「分からない。調べないと。」

きっぱり言われた。本当に知らないのだろうか?…

「…本当…ですよね?」

「ええ…疑ってるの?」

「…嘘ついてどうするんです?」

「…あまり、使いすぎない方がいいよ。そのうち、全解放しちゃうから」

「分かってます。結局誰です?」

「あの霊殺は…」

その瞬間だった。巨大の霊殺を感じた。あまり遠くない。私は思わず家を出て霊殺を感じた。それと同時に孫紛さんが止めたが、私は追い払って向かった。
龍とも合流した。


「孫紛…」

シカが私に言った。真剣な顔だった。

「分かってる」

そう言って、私も亜美達を追いかけるように、霊殺を感じた場所に向かった。