サラキの力 ~The terrb power~

それと同じ時刻。私も背後ではないが、強力の霊殺を感じた。
やはり、ノラの霊殺?それとも違う人の?

「亜美!ここの問題やってみろ」

この時間は数学である。
黒板に書かれた計算式をチョークを握り、解いていった。先生は私が書いた計算式をガン見していた。同じクラスの人達は、何人かノートに写していた。

「正解だ。ノートに写しておけ」

そうして、チョークを元の場所に戻すして、振り向くと最初は何人かがみんな私が書いた計算式をノートに写していた。

私の席の前にいる加奈が小声で「後で教えて」と言っていたので、頷いた。

そして数学が終わり、次の授業の準備をしていた。
加奈が私に数学のノートを見せてきたので、今日の復習をしていた。

加奈に教え終わったのをみはらかって、龍に

「今日昼休みに屋上にきて」

そうメールすると、龍からすぐに返事が返ってきた。

「分かってる」

と。