車を降りるとそこは遊園地だった。
「わぁ!!!」
彼氏と遊園地なんて憧れだったから、すごく嬉しい!!
「デートって言ったら定番だけど、ここかなと思って…。いい?」
いいもなにも!!
喜人さんってやっぱりエスパーなんだと感じた。
喜人さんは心がわかるんだ…。
「ううん…。すごく憧れだったから…。デートで遊園地って」
「あれ?俺また沙弥の心読んだのかぁ?じゃあ…」
そう言って喜人さんは私の手を握った。
「“デート”だからな」
これは…
いわゆる恋人繋ぎってやつですか…!?
嬉しいけど恥ずかしいよ…
「ん~?沙弥顔赤いぞぉ?」
「もう!!恥ずかしいですよ!」
私は手を少し緩めたけど、反対に喜人さんにぎゅうっと握られてしまった。

