「あ、彩乃さん!喜人さん、お仕事大変そうですし…。私は大丈夫ですから!!そんなに無理しなくて…」
「沙弥ちゃん。あなたよっしーの彼女なんだからもっと甘えなさい!」
「で、でも…」
「でもじゃない!」
彩乃さんにぴしゃりと言われた。
「はい。じゃあ3日間、よっしーは沙弥ちゃんと一緒に過ごす!!私たちはお店を頑張る!!何か意見ある?」
「「「あ、ありません…」」」
「はい、決定~。では今日も1日頑張りましょう~」
そう言って彩乃さんは厨房へ消えて行った。
いきなりすぎじゃない…?
「はぁ。彩乃は昔からこうだからなぁ…。やると決めたことは何がなんでも突き通す…」
「ま、そこがいいとこでもあるんだけど。じゃ3日間楽しんでこいよ」
「は?俺部屋入れないの?」