伝える ~Heart to Heart~



「でも本当良かったな」


『ああ。ありがとな』


「じゃ沙弥に代わる」


そう言って喜人さんは私のケータイを渡した。


「もしもし?ブラウンって日本にいたの!?」


『びっくりしたろ』


「そりゃあするわよ!!言ってくれたって良かったのに…」


『悪い悪い…』


「あれ…?じゃあ私と喜人さんが付き合ってるっていうのは…」


『ああ、だいぶ前から知ってた』


えぇぇぇぇ!!!???


わ、私…。

ブラウンにノロケとか喜人さんカッコイイとか言っちゃったよ!!


『ったく、電話じゃあ喜人が俺の彼女はかわいいだ、最高だとか言ってるし…。
んで、こっちじゃ私の彼氏はカッコイイだ、最高だとか言ってるし…。
聞かされる俺の身にもなれよ!特に喜人!!午前2時に電話かけてくるんじゃねぇ!!』


あはは…。