「辛かったよね…。ごめんね、気づいてあげられなくて…。ごめんね、力になれなくて…」
『ううん。悪いのは私なんだ…。全部私が悪いの…。
ごめんね、沙弥にも心配かけて…』
「そんなことないよ!!でも、どうしよう…。
キャシー一人アメリカにいるなんて…。私明日戻るよ!!だから…」
『あー。もしもし、沙弥?俺だけど。
お前日本にいて大丈夫だから、心配すんな』
「ブ、ブラウン!?でも!!キャシー一人にできない…」
『あ?お前何言ってんだ?俺がいるだろ、俺が!!』
「え?それって…」
『キャシーは俺の。だから空気読めよ』
“え?どういうこと?”
と言う前に持っていたケータイがなくなった。
「え?」
「おい、ブラウン。お前が空気読めてないんだけど」
え…
えぇぇぇ!!!???
な、な、なんで…?
なんで喜人さん英語しゃべってるの?
っていうか、え…?
知り合いなの…?

