伝える ~Heart to Heart~



いやだ…


言いたくない…


なんでこんなことを言わなきゃいけないの…

しかも大好きな人の前で…



でも…

言わなきゃ私の大切な人が…



ブラウンもこんなこと言って何されるかわかってないよ…


「ブラウン…。私は…」


「ストップ」


そのときブラウンが私の口に手を置いた。


「無理すんな、キャシー。ずっと我慢してたんだろ?アメリカに来る前から。
もう全部吐き出していいから」


「何馬鹿なこと言ってるんだ?
キャシー、そんなことしたら何が起こるかわかってるよな?」


「わかってないのはあなたですよ、リオンさん」


そう言って、ブラウンが指をパチンと鳴らした。



すると私の部屋に黒いスーツにサングラスをかけた人たちが10人くらい入ってきた。