「んじゃ、俺達はこれで。沙弥頑張って特賞当てろよ!」



「え?」



「ま、当たってからの楽しみっつうことで!じゃあな、沙弥、ガサツ女!」



「誰がガサツ女よーっ!!」




そう言って私たちはブラウン、ジョニーと別れた。



「まったくなんなのあいつは!!あんな人絶対やだぁ!」



「まあまあ…」



いや、はたから見たらすんごいお似合いですよ…

あなたたち…



「でもさー。特賞ってなんだろうね?」



「うーん。お買い物券とかかな…?」



「うわー!沙弥当てよう!」



「うん!!ちょうど野菜も切らしてたし、食品売り場行こっか!」




そして私たちは食品売り場へと向かった。