「尊敬しちゃうわ…。
あ~。私も彼氏欲しいよ~!
沙弥の彼みたいな彼氏が欲しい~!」



「あはは。キャシー美人だからいつも告られてるじゃん!」



「私が思ってるような人じゃないのよ!
もっとね~。紳士的で私をエスコートしてくれるような…」



「いねーよ!そんなやつ」


そう言って、キャシーを叩いたのは…



「ちょっとなんでブラウンがここにいんの!?」



「ジョニーと買い物。
お前みたいなのに紳士的な男はよってこねーよ、ガサツ女!!」



ブラウンとジョニーは大学の男友達でいつも一緒に行動してる。


二人ともアメリカ出身だから、いろいろ教えてもらってるんだけど…。



「はぁ?意味わかんないんだけど!
あんたこそ、そんな口悪いから彼女がいつまでたってもできないのよ!!」



「ちょっと二人とも!ここお店なんだから!!」



キャシーとブラウンが会うといつもこうなっちゃうんだよね…。



でも私はお似合いだと思うんだけどな…。