ただ抑えてないといつ理性が吹っ飛ぶかわからない…。
少し離れるか…。
そう思って少し水を飲もうとベッドを出ようとしたとき、
ガシッ!!
は…!?
俺の服を思いっきり沙弥が掴んでいた。
おいぃぃ!!
今理性をどうにか保っていたのに…!!
どうすりゃいいんだ…。
悪いが少し沙弥を起こすか…。
「沙弥…?ちょっといいか?」
「ん~…よしとさん…?」
あ、起きたか。
とホッとした瞬間…
ぎゅうぅぅぅぅ…
「すきぃ…」
俺の体ごと抱きしめられた。
しかも正面…
ちょ、沙弥ちゃん…!?
俺の理性どうしたいの?
「おい、沙弥…」
俺は腕の拘束をほどこうともう1回呼んだ。
「む~…。すきだよぉ…」
っ~!!!