伝える ~Heart to Heart~



だから我慢できなかった。



でも沙弥の純潔は守った。



いや、沙弥のためというよりは俺のためだ。



だってそうしたら沙弥を手放したくなくなる。


未来を背負ってる沙弥にそんなことはしたくない。


だから守った。



「ん…よしと…さん…」



「ん?」


沙弥の方を向くとどうやら寝言だったようだ。


「すき…」



…。



無防備すぎる…。



ただ本当に今日はどうしたんだろう…。



俺好みの下着を付けてるし、言うこと大胆だし、やることも大胆だったから。



俺がなんか沙弥にしたのか?



わかんねぇ…。



いつも沙弥のことわかったつもりでいるけど、まだ沙弥のすべてはわかっていないのかもしれない。