LOVELOVE兄妹~永遠~①

「わぁーい!!海だ~」


まるで小さな少女のような声を出す
ミライ。




他の3人も
連れて来たかったけど


今日は、
ミライとデートだ。


また今度な。3人とも。




「シンイチ~、夜までにしよう?」


「何で?そのあとは?」


「私の小遣いが少しあるからお風呂屋に
 泊まろう?」


「すぐそこにあるじゃない???」


「あぁ、あるね~」


「いいでしょ」


「いいけど」


「予約は?」
 

「要らないんだよ」