LOVELOVE兄妹~永遠~①

「まあまあ」


「ふ~ん」


「今日、ミライもシンイチも変だよ」


「「えっ???」」


「ほらね」


怪しむような目で見る3人。




私は
お風呂に一人で入るには言えない理由があった。


サワちゃんからの電話に心が痛かった。


兄弟だとはいえ、
恋というものを痛感したのだ。




洗った髪をタオルで拭き、
窓辺で髪をなびかせていた。


シンイチは
落ち込んでいるのか寂しそうだ。