「お願い?」


いつもと違う用件にカイトは不思議そうに首を傾げながらウィルを見ました。



「はい。カイト王子には氷の国“アイスランド”に視察に行って頂きます。」



「アイスランド!?何でまたそんな辺鄙なとこに…」