「大丈夫だよ、動揺するのも仕方ないさ…」


「……明日になったら…カイトともお別れなのね…」



ドア越しでもアリスの寂しそうな気持ちが伝わってくるようでした…。


「アリス、男性恐怖症は治ったかい?」


カイトはそんな気持ちを考えないようにするかの様に話の話題を変えようとしました。