太郎「ちわぁ~」
は「おい太郎、お前ちゃんと仕事してんのか?
さっきからまだ……、かれこれ四時間しか経ってないぞ!」
太郎「ご心配なく、短期集中の超高収入のバイトかけもちしてますんで」
つ「失礼、こちらにジウという美しいご婦人がお邪魔しておりませんか?」
ジウ「あ、つきひとくん」
つ「ジウ、会いたかったよ」
は「つっきー、あたしには挨拶無しかい?」
太郎「ほんとだぞっ!」
つ「僕の中では、今夜の主役はジウなんで」
太郎「そ、そこまで純愛を貫き通すのかっ!」
は「どうせ、柔道一直線の延長でしょ」
つ「なにっ! 柔道一直線とな!
そりゃ背負い投げ一本ですね」
ジウ「あたし投げられちゃうの?!」
つ「愛の鞭です」
は「それより、つきひとくんは何にする?」
つ「僕は、ジウと同じで」
は「そう言えば、ジウも注文まだだったよね」
ジウ「そうだなぁ~、とりあえずビール」
つ「僕もとりあえずジウ♪」
ジウ「やだぁ~、つきひとくんてばこんなとこで♪」
は「……」
知兎「これが噂の純愛攻めですか?!」
は「らしいな」
知兎「おやじぎゃぐとも言いません?」
は「だな」