「どうした?」 「尚人、浮気してるかも」 「え?」 「なんで?」 朱音が居るのに いちいち浮気するのか? 「香水の匂いがした 尚人、香水なんてつけないのに」 「…………」 朱音……悲しそう…… 「考え過ぎだよね! 疑うのは良くない、」 「……だよな、 そろそろ帰るぞ、 立てるか?」 もう聞きたくない……… 悲しい顔も見たくない… 本当に好きなのは良いんだけど…… 今日くらい 忘れてくれないかな……