もう……不安がピーク…


「……親父さん…
抜けます…」


「あいよ!」




私は仕事を抜け出し


葉月に電話をする


プルル


プルル


『もしもし?──石は、とても素敵なのです──
おめえ!うるせんだよ!
石はいいから黙ってろ!電話してんだよばかたれ!』


葉月が電話に出た時


女の子の声がして


葉月がイミフに怒った


いや!女の子じゃなくて


やつだ!