入ってきたのは…不良でもオタクみたいのでは全くない、爽やかすぎるほどの少年だった。 「初めまして。佐伯海斗です。」 さ、爽やかすぎるっ!! サッカーが似合いそうだぜ…。 「では、海斗さんの席は高橋さんの隣ですね」 え?あたしの?! 隣席をみると佐伯君がもういた。 「よろしく」 「あ、こちらこそよろしく」 好い人ぽさそうだな。