「それじゃ!!」

「え?」



海斗君に手を握られてビックリした。



そのまま手を握られたまま教室を走って出た。




「ちょっ…海斗君!!」

「なに?」

「は早いって!!」

「あぁ、ごめん」




やっと止まってくれた…。



「もぅ…早すぎ」

「あはは、ごめんごめん」

「もぅ〜…」




でも、繋がれた手は離さない。