なんて思いながら階段を登っていると、部屋があった。



「里梨入れ」

「うん」



入ると黒で統一された部屋だった。



「ベットまである」

「あぁ、俺よくここで寝てるしな」

「そうなの?!」



じゃあ、海斗の部屋みたいなものなんだね。



「里梨」



海斗はなれたてつきで、ベットに座ってて、あたしを手招きしている。