「あ、ありがとうございます!!!」


なぜかは、分からないが拍手がおこった。あたしが、頭下げるとみんな頭を下げた。



みんなが動くからなんか、気持ち悪かった…。



「じゃあ、みんな用事があるときに呼ぶから、それまで自由だ」



海斗の一言でみをなは、ちりちじりに歩いていった。



「海斗」

「ん?」

「あんな挨拶でよかった?」




あんな無言が続いた挨拶で…。