全てを捨てて







「こんな成績とられちゃ、お母さんが恥ずかしいじゃないの。」




「・・・・・・。」







いやいや、



アンタのために
私がいるわけじゃねえし。





「そう?別にいいじゃん。これが私」






私はそれだけ言うと
自分の部屋から出て行った。