あーぁ、誰かさんは女の子にしか興味がないから・・・」
『本当にスミマセンデシタ;』
「別にいいわよ・・・」
そう言いつつため息つかないでください恵里チャン;
今、教室に向かっているんだけど空気が少し・・・いやかなり重い
「ま、この話はおいておいて私たちの担任?って誰だろうねー?」
『確かプリントに書いてあるよ?』
「面倒くさいから稜が見てよ」
『はいはい、仕方ないな・・・』
女の子の頼みは断れない。
だって紳士だもの!僕、紳士だからね!
『え~っと、山田・・・・・ん?これ何て読むの?』
「はぁ!?名前くらい読みなさいよ;ちょっと貸して」
プリントを奪われてしまった・・・
見てよこの行き場のない手!どうしろっていうんだ←
「彪≪たけし≫じゃない?」
『さすが漢字が得意なだけある!』
「ま、新任っぽいね」
『聞き覚えない名前だしさ』
「ハゲだったらどうする?」
『泣くと思う』
そんな会話をしながら教室に入る。
すると、
「あ、プリンスこと稜クンじゃないか!」
「やっほ~、稜と一緒とかマジ嬉しいんですけどぉ~」
「プリンスだーーーーーー!」
「俺の彼女はとらないでくれよ?プリンス!」
・・・。
くるとは思ってたけどね!
僕が入ったとたんプリンスプリンス言いやがるクラスのみんな
2年の時とメンツがあんまり変わってないと思ってしまうのは気のせいだと思っておこう。
恵里に助けを求めようとしたが、騒がしいことが嫌いな恵里はちゃっかり自分の席を探して座っていた
『僕の席ってどこ?』
「んー?あ!あっこ☆」
クラスの男子に指さされたのは席の中で一番最悪な席、また指定席とも呼ばれる
教卓の真ん前の席だった
サァァァー
引いていく血の気
クラスのみんなの笑い声
嗚呼、なんて今日は厄日なんだろう
僕は今日のこの日を呪った
『本当にスミマセンデシタ;』
「別にいいわよ・・・」
そう言いつつため息つかないでください恵里チャン;
今、教室に向かっているんだけど空気が少し・・・いやかなり重い
「ま、この話はおいておいて私たちの担任?って誰だろうねー?」
『確かプリントに書いてあるよ?』
「面倒くさいから稜が見てよ」
『はいはい、仕方ないな・・・』
女の子の頼みは断れない。
だって紳士だもの!僕、紳士だからね!
『え~っと、山田・・・・・ん?これ何て読むの?』
「はぁ!?名前くらい読みなさいよ;ちょっと貸して」
プリントを奪われてしまった・・・
見てよこの行き場のない手!どうしろっていうんだ←
「彪≪たけし≫じゃない?」
『さすが漢字が得意なだけある!』
「ま、新任っぽいね」
『聞き覚えない名前だしさ』
「ハゲだったらどうする?」
『泣くと思う』
そんな会話をしながら教室に入る。
すると、
「あ、プリンスこと稜クンじゃないか!」
「やっほ~、稜と一緒とかマジ嬉しいんですけどぉ~」
「プリンスだーーーーーー!」
「俺の彼女はとらないでくれよ?プリンス!」
・・・。
くるとは思ってたけどね!
僕が入ったとたんプリンスプリンス言いやがるクラスのみんな
2年の時とメンツがあんまり変わってないと思ってしまうのは気のせいだと思っておこう。
恵里に助けを求めようとしたが、騒がしいことが嫌いな恵里はちゃっかり自分の席を探して座っていた
『僕の席ってどこ?』
「んー?あ!あっこ☆」
クラスの男子に指さされたのは席の中で一番最悪な席、また指定席とも呼ばれる
教卓の真ん前の席だった
サァァァー
引いていく血の気
クラスのみんなの笑い声
嗚呼、なんて今日は厄日なんだろう
僕は今日のこの日を呪った

