「今はまだ…俺…社長として成長途中だし…親父に大きなコトは言えない。
でも…どうしても美苑と・・・一緒に住みたかったんだ!」


「祐早斗…!?」


「・・・」


「俺の世話をしてくれ!美苑」


俺は美苑に頭を下げた。


いつも上から目線でモノを言う俺だけど……


母の面影を見せてくれた美苑に大口は叩けなかった。



「私の方こそ…よろしく…」


美苑も俺に頭を下げる。


二人して何してんのか??


顔を突き合わせて笑った。