祐早斗さんの表情にも少し余裕が戻る。


「君に…眞世ちゃんの代役…お願いしていい?」


「えっ!!!?」


いきなり…私たちの元にCM監督の松木さんがやって来た。



「…彼らが君にお願いしたいって言ってて」


「彼らって・・・って?」


私は監督の目線の先を辿る。



レンが私に笑顔を振り撒いて手を振っていた。


「わ、私は…!!?」