私には父親は居ないから…一緒にヴァージンロードを歩く人は耶刃常務。



私は耶刃常務の腕に腕を絡める。



「このまま…祐早斗にやるのは惜しいくらい…キレイだぞ…染中」


耶刃常務の囁く言葉に耳を疑う。



「じ、常務!!?/////」



十字架の前で待っているはずの祐早斗さんがヴァージンロードを歩いて来る。



「耶刃…俺の花嫁…口説いてるんじゃあねえぞ!!」


祐早斗さんって地獄耳!!?


二人で喧嘩を始める始末。