『でも本当に…俺にとっては役者として・・・尊敬出来る父親で…薬物で逮捕されたコトは…嘘であって…欲しいと…思ってます…』



嗚咽を混じらせながらも…報道陣に対して言葉を紡ぐレン。



「もう十分…答えたのに…いつまで速水社長は続けるんだ?」



今まで黙って見ていた祐早斗さんが口を開き始める。



レンが罪を犯したわけでもないのに…あれではレンが悪者。


『質問は有りませんか?なければ会見は終了させて頂きます…。一座の舞台に付きましては無期限の休演。『B-DNDY』の活動は今まで通り…活動させて頂きます…』



「それを先に言えよ!!」


テレビ向かって突っ込む祐早斗さん。