「お前…やっぱり…レンがスキなのか?」


「分からない…でもレン一人ではあまりにもキケンで…」


「何がキケンなんだ?」


「家庭の事情と言うか…」


「速水社長から色々聞いてるし…何も知らない訳ではない…。でもお前は唯…レンの死んだ姉貴に似てるだけで…」


俺は身体を起こして…美苑の身体に乗り掛かる。



「美苑…俺だけを見てくれ!」


「祐早斗さん・・・!?」


あんな16歳のガキに…美苑を奪われたくない!!