俺だって…結婚したい!!


しかし耶刃に聞いても俺の許婚は分からないまま…


俺は雑誌を閉じた。


「仕事に戻りましょ~」


栗原の声で3人はそれぞれのデスクに散ってゆく。



俺の背中の向こうの外は真夏の太陽が照りつける。


夏を越えたら…美苑と付き合って1年が過ぎる・・・




そうだ・・・


栗原も居なくなるんだ…



俺の頭は何だか…色んなコトがグルグル巡っていた。