「せめてこっち向けよ~」


私の頬に濡れた祐早斗さんの手が掛かる。



強引に後ろを向かされ…私は祐早斗さんと視線を絡めた。



そしてズームで近づく祐早斗さんの顔。


私は瞳を仕方なく閉じる。


湯気で湿りを帯びた祐早斗さんの唇が私の唇に重なって来る。



お酒飲んで・・・


酔いの冷め切ってないお風呂。


その上…この情熱的なキス。



何だか血の気が頭に上ってくる~