「…くっつき過ぎじゃないですか?」


「ん、あ…いいだろ?」


「こんなに広いのに…勿体無いですよ・・・」


私の言葉は完全にスルー。



私の身体を自分の足の間に引寄せる。



「あ、あ、あのう!?//」


私は体育座りで必死にタオルで胸元を隠す。


「お前の方こそ…何ゆえ…体育座り?湯船は広いし…勿体無いだろ?足伸ばせ~」
そのまま…さっき言った私の言葉を返して来た。

イジワルな祐早斗さん・・・


「いいです・・・遠慮しときます…」


「たくっ~シャイだな~美苑は・・・」


「!?」


祐早斗さんの唇が私の項に寄せられる。


心臓が急激に高鳴り始めた。