《続》オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな生活~

耶刃常務はとっとと社長室を出て行った。


「・・・まあ~仕方がありませんね…」


「…栗原…お前…この状況で辞めるなんて言わないでくれ!!」


祐早斗さんにしては珍しく下手に出た。


「では契約延長と言うコトで…契約書にサインして下さい…」


「わ、わかった」


私もこの状況で栗原さんに辞められては困る。


私は花蓮さんと目が合った。


私に友好的な微笑を投げる彼女。



性格は悪くなさそう…