「コレで…私も心置きなく…秘書を辞めるコトが出来ます…」


「ハァ!!?」


栗原さんはパソコンを閉じて何だか帰り支度。



「おい!!?栗原…お前辞めるのか??」


「3人寄れば文殊の知恵と言うでしょ?」


「3人居るけど…ちょっと…意味が違う!!!美苑だって…まだ独り立ち出来てないだろ??」


「それはそうですが・・・」


祐早斗さんは栗原さんの腕と掴んで引き止める。


「マロンたん…辞めないで!!」


面白がって花蓮さんも栗原さんの腕を掴む。


マロンたんって??


栗原さんのコト?