「綾ちゃん、よく頑張ったね。」 「え?」 手にしたテストは、83点だった。 「やったっ!!先生ありがとう!!」 「いーえ。」 わたしはルンルンで席に戻った。 「綾、一体何点だったの?」 「見ろっ!!」 わたしは自慢気に83点のテストを真優に見せた。 「おっ、綾にしては凄いじゃん!!」 「ありがとう!真優は何点だったの?」 「ごめん、97点でしたっ」 「やっぱすごいなあ…」