キーンコーンカーンコーン… 「あっ、やばい一時間目始まっちゃう!!」 「ほんとだっ!」 「てか、綾一時間なにっ!?」 「…数学。」 「寝れるじゃん!!」 先生が入ってきた。 あの先生だった。 「森下先生…」 わたしは呟いた。 「3組担当することになった、森下雄也です。よろしくお願いします。」