ラブ&トラップ


頭の上に重荷を乗せられて慌てて頭上に手を回すと、それは私のバックだった。


「えっ!?ちょっ、それ私のっ!」


そのまま私のバックを持って歩き出す店長。


「帰るぞ。ほかのやつらには言っといたから。」


「で、でもお会計とか挨拶とかっ。」


「俺がとりあえず俺らの分は置いてきた。あとで返してくれればいい。挨拶なんてまた明日から会うんだからそんときでいいだろ。」


ちょっとちょっとっ!


この展開の意味がわかんない!!


スタスタと歩み進める店長のあとを慌てて追いかける。


「鈴神はこっからどうやって帰るんだ?」


やっと店長から自分のバックを奪い返した。


「えっと。もう駐輪場閉まってるんで、歩いて帰ります。」