ラブ&トラップ

「もしもし、かずくん?今バイト終わったよ。」


バイト先から解散して、私は一番に彼氏に電話をかけた。


『おー、おつ。バイト先までなにで通ってんの?』


私の2つ年上のかずくんは、夜勤で食品関係の工場で働いてるんだけど、瀬名さんが言ってた通りイケメン!


「チャリで通うの。その方がお金かかんないし、バスの時間とか気にすることもないしねっ。」


夜勤って言っても、結構遊び歩いてるかずくんは、私が電話をかけて寝てることのが少ない。


ほんとにいつ寝てるんだか...。


『ちーなは節約家だなぁー。まぁ、節約しねぇと金なんて貯まんないもんな。』


「そうだよっ!だからかずくんもちゃんと節約してよね。」


私がバイトを新しく始めたのには、大きな目標がある。


それはかずくんと一緒に住むための資金を貯めるため。