良い香りがして、なんの香りだろうと気になって目を開けると見慣れない光景が目に入る。
そっか、あのまま寝ちゃったんだ。
んーーっ
背伸びすると身体痛い。
さっきの良い香りはこの毛布か。
暖かい。
「今何時?」
テーブルの上にあるケータイを取ると、下にあったメモ
落ちる。
「部屋の見取り図?意外とマメなんだ。」
メモには廊下の扉のどこがトイレでどこがシャワールームで、店長が寝てる寝室がどこかまで説明書きがあった。
そのほか、
・シャワー勝手に使っていい
・ミルクティー飲みたかったら温めて
・家帰るなら俺を起こせ
と箇条書きがあった。
「ご丁寧にありがとうございますー。」
紙に向かって頭を下げると、やっとケータイで時間を確認する。
5時半かぁ。
今のうちシャワー借りよう。


