気づいたらそらちゃんはゆうちゃんに色々聞いていました。
『ゆうちゃんはどうして私に大丈夫って聞いたの?』
『うん。あのね。そらちゃんの周りにはいつも誰かがいて楽しそうなんだけど、そらちゃんを見ているとふと寂しそうだなって思ったの。違ったらごめんね。』
『………。』
『そらちゃん
妖精のbikkeの話聞いたことある?』
『妖精のbikke?』
『そう妖精のbikkeだよ。』
『知らない。』
『あのね。寂しい子供の所に逢いに来てくれるの。』
『ゆうちゃんは逢ったことあるの?』
『うん。小さいときにね。』
『その時はゆうちゃん寂しかったの?』


