その時、台所のドアがガチャっと開いた。 そして台所に飛び込んでくる隼美。 「はーちゃん!ダメだって!!」 後ろから羽兎が止めようと必死になって追い掛けてきた。 「おなかすいたー」 そう言って隼美は優の足に抱きついた。 優は笑顔になりながら隼美を見下ろす。 「もうちょっとでできるから待っててね」