「とにかく、そう言うことだからさ」 「あぁ……」 「防犯カメラの映像見ますよね?夕食後、玄関前まで来てください」 「はい……」 完全にあっちのペースだ。 まだ二人には何か隠してることがあるんじゃないか? それにしても優にはアリバイが無さすぎる。 別に求めてるわけではないが、一つくらいあってもいいと思う。 紘哉は考え込んでしまった。